人気上昇中のフリーWi-Fiにひそむ4つのデメリット

人気上昇中のフリーWi-Fiにひそむ4つのデメリット

Wi-Fiスポットは「公衆無線LANスポット」とも呼ばれており、便利なことから設置場所も増えています。その一方でデメリットもあることは、認識しておきたいところです。ここでは重要な4つのデメリットを取り上げ、注意すべきポイントを確認します。

1.Wi-Fiスポットの周辺以外では使えない

Wi-Fiスポットの電波は設置箇所の周辺など、ごく狭い範囲にしか届かないことが特徴です。したがって通信事業各社が提供する回線のように、どこでも使えるわけではありません。地方はもちろん、都市部であってもWi-Fiスポットを探さなければならないケースは多いことでしょう。

2.セキュリティに十分配慮されていないWi-Fiスポットもある

Wi-Fiスポットのセキュリティにどれだけ注意が払われているかは、設置場所により異なります。例えば通信が暗号化されていないWi-Fiスポットでは、傍受されると通信内容が第三者に筒抜けとなってしまうおそれがあります。このようなWi-Fiスポットを活用し、機密情報など重要な情報のやり取りを行うことは不適切なので、注意しなければなりません。

それだけでなく、はじめから情報を盗み取る目的で設置されたWi-Fiスポットがあることにも注意が必要です。実際に総務省が公表した利用者向けのアンケートでは、以下の結果が示されています。

  • 公衆のWi-Fiスポットの利用者のうち、64.6%の方は「いつも、または時々不安を感じる」と回答している
  • 公衆のWi-Fiスポットを利用しなかった方のうち、56.1%の方は「セキュリティに不安がある」を理由として挙げている

3.接続回数や接続時間が制限される場合もある

Wi-Fiスポットによっては、以下のように接続回数や接続時間の制限を設けている場合もあります。

サービス名 1回当たりの接続時間 1日当たりの接続回数
AEON Wi-Fiサービス 1時間 上限なし
7SPOT(セブンスポット) 1時間 3回まで

使い方によっては1日3回の上限に到達し、別のWi-Fiスポットを探さなければならない場合も考えられます。接続回数の上限がないWi-Fiスポットでも、1時間ごとに再接続しなければならないことは面倒に感じられます。

4.有料のWi-Fiスポットもあることに注意

Wi-Fiスポットのなかには利用できる場所の多さと引き換えに、有料で提供されている場合ももあります。これらを利用するためには別途、利用料金を支払わなければなりません。

利用料金は、月額数百円程度の場合が多いです。それでも年間に換算すると1人当たり数千円の出費となりますので、決して安価とはいえません。

業務にモバイルルーターを活用する4つのメリット

業務にモバイルルーターを活用する4つのメリット

オフィスの外で頻繁にノートパソコンなどのモバイル端末を使う場合は、いちいちWi-Fiスポットを探すよりも、モバイルルーターの活用がおすすめです。ここでは主なメリットを4点取り上げ、それぞれの利点を解説します。

1.スマホが使える場所なら、どこでも利用できる

モバイルルーターならば、どこへでも持ち運びできることは大きな利点です。ノートパソコンとセットで活用することにより、移動中でもメールや文書の作成が可能となります。これにより、顧客や取引先へのスピーディ―な対応を実現できます。

特に携帯電話回線を用いるモバイルルーターは、スマホが使える箇所なら利用可能です。Wi-Fiスポットが利用しにくい以下の場所でも、モバイルルーターならば使える箇所も多いことはメリットといえるでしょう。

  • 列車や高速バスを使った移動中
  • 地方や中小都市

2.セキュリティを確保できる

モバイルルーターは、いつも同じノートパソコンとセットで使う場合が多いものです。このため、Wi-Fiスポット以上のセキュリティを確保できます。

Wi-Fiスポットのなかには、暗号化されていない箇所もあります。このようなWi-Fiスポットに接続し機密情報をやり取りすることは、重大なリスクを伴います。一方でモバイルルーターの場合は、セキュリティに配慮した設定を行えるため、以下のようなリスクを避けることも可能です。

インターネット環境がWi-Fiスポットしかなかったため仕方なく使ったところ、それは第三者がなりすましで設置したアクセスポイントだった。その結果、第三者による機密情報の入手や、偽サイト(フィッシングサイト)への誘導などが起こるリスクが生じた。

インターネット利用時におけるセキュリティの確保は企業にとって重要な事項です。これをモバイルルーターで確保できるのは、大きなメリットです。

3.充電がある限り、長時間の利用も可能

さきに解説した通り、Wi-Fiスポットのなかには1回につき1時間という制限が課されている箇所もあります。一方でモバイルルーターならば電池の残量がある限り、ずっと接続し続けることが可能です。もし電池の残量が少なくなった場合はスマホ用充電器を活用し、利用できる時間を延長できる点もメリットに挙げられます。

4.1人に対して1回線だけ用意すればよく、予算が立てやすい

モバイルルーターは、1人の従業員に対して1回線だけ用意すれば十分です。月々の料金を一定にできるため、予算が立てやすいこともメリットに挙げられます。

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楽天モバイル法人プランで、現在取り扱っているモバイルルーターはこちらからご確認いただけます。

音声+データプラン


プラン名 データ容量 月額料金 主な用途
音声+データ3GBプラン 3GB 1,980円(税込2,178円) 通話、アプリでの画像のやり取り、チャット
音声+データ5GBプラン 5GB 2,380円(税込2,618円) 通話、クラウドサービスの利用やファイルのダウンロード
音声+データ30GBプラン 30GB 2,780円(税込3,058円) 通話、営業先との商談やメール
音声+データ無制限プラン 30GB 2,980円(税込3,278円) 通話、長時間のインターネット利用、Webミーティング
  • 端末代、事務手数料、オプション料金、通話料、ユニバーサルサービス料、電話リレー等は別費用となります。
  • 楽天回線エリア内でのデータ通信接続時は、公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。パートナー回線エリアは、プラン毎の容量超過後、国内データは最大200kbps、国際データは最大128Kbpsで使い放題。各最大データ速度で使用時、動画再生・アプリダウンロード等では、時間がかかる場合あり。通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実効速度は通信環境・状況により変動します。
  • Rakuten Link Officeアプリを利用した際のデータ通信は、パートナー回線エリアの高速データ容量としてカウントせず、高速データ容量を超えた場合でも速度制限なくご利用いただけます。なお、この点は予告なく変更になる場合があります。
  • 音声+データ無制限についてはプランデータ利用量が大容量になる場合、また当社設備に影響をおよぼすと当社が判断した場合は、通信を制限または切断することがあります。
  • 一定時間以上回線のご利用が無い場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。

データプラン


プラン名 データ容量 月額料金 主な用途
データ3GB 3GB 980円(税込1,078円) メール、チャット
データ7GB 7GB 1,480円(税込1,628円) 社内外でのデータ通信、タブレットでの使用
データ30GB 30GB 2,380円(税込2,618円) モバイルルーター
  • 端末代、事務手数料、オプション料金などは別費用となります。
  • 楽天回線エリア内でのデータ通信接続時は、公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。プラン毎の容量超過後、国内データは最大200kbps、国際データは最大128kbpsで使い放題。各最大データ速度で使用時、動画再生・アプリダウンロード等では、時間がかかる場合あり。通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実効速度は通信環境・状況により変動します。
  • 一定時間以上回線のご利用が無い場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。

モバイルルーターの活用により、Wi-Fiスポットを探す手間が省けます。加えて常にセキュリティが確保された通信を行うことで、情報漏洩を防げることも大きなメリットです。モバイルルーターを積極的に活用し、利便性向上による業務の生産性アップやセキュリティの向上につなげましょう。

楽天モバイル法人プランはお申し込みをWebで行えるため、24時間いつでもスムーズにお手続きいただけます。月額料金が安価な点も魅力ですので、モバイルルーターの契約を考えている方は、この機会に楽天モバイル法人プラン を検討されてみてはいかがでしょうか。